
松江赤十字病院 形成外科
横木 阿沙子(旧姓 福富)(第28期)
同窓会の皆様、こんにちは。
島根医科大学28期卒、横木阿沙子と申します。現在は松江赤十字病院にて働かせていただいております。
部活は卓球部、地域医療研究会に所属していました。
卓球部では今現在も続く先輩、後輩との関係を築くことができました。中四国大会や西医体に出場し、他大学の方たちとの交流もでき、楽しい思い出です。
地域医療研究会では諸先生方にご指導いただき、地域にフィールドワークを行ったり、先生のご自宅に伺い、招かれた先生の講演を聞かせていただいたり、貴重な機会をいただきました。
出身地は福岡県なのですが、定期的に行われていた福岡県人会。すごく楽しかったです。ともかく皆さん、酒を飲む。私はとても同じペースでは飲めませんでしたが…。1つ上の学年に同じ中高校の先輩がいたため、中高の頃の話もできて、島根にいながら懐かしい話もできました。
卒業後の進路ですが、東京に出て2年初期研修を行ったあとは長崎大学形成外科に入局し、長崎大学病院、福岡徳洲会病院での勤務を経て、2014年に関連病院である松江赤十字病院に赴任となりました。
長崎大学に入局を決めたときは、松江赤十字病院が関連病院だとは知りませんでしたので、転勤が決まったときは、島根に戻れるなんて運命だなと一人感動していました。東京に初期研修に行くと決まったときは、大学の同級生に「お前は今後、島根に戻ることはないだろう」と言われましたが、戻ってきたぞ! と声を大にして言ってやりたいと今でも思っています。
現在の仕事についてですが、松江赤十字病院 形成外科では主に、指切断などを含む四肢外傷、熱傷、子供の先天奇形、皮下皮膚腫瘍、眼瞼下垂、リンパ浮腫、慢性潰瘍など多岐に渡り診療しております。
自分の子供ができてからは、子供の外傷の予防により強い興味がでてきました。コロナ禍で講演会などはしづらい状況が続いていますが、落ち着いてくればそういった場を定期的に持てたらよいなと考えています。
私生活に言及しますと、2016年に専門医取得してからは、自分のプライベートをそろそろ真剣に考えた方がよいかと思い、色々と行動した結果、2017年に松江生まれの夫と知り合い結婚しました。義理の父が島根医科大学5期生でして、島根大学との縁が深まった流れとなりました。
現在では2人の子供に恵まれ、そのまま松江に定住しています。2020年3月に家を建てたため、コロナ禍でおうち時間が増えましたが、快適に生活しております。
学生のころは島根に残るということは意識していなかったのですが、結果として島根にどっぷり定住して幸せに過ごしています。
松江赤十字病院では学生のころの先輩達にお世話になりながら仕事しており、学生時代に得た人間関係が今も生きています。
福岡から出発し、島根に到着! 今後も島根の皆様のお役に立てるように頑張ります。
以上、近況報告とさせていただきます。
この度はこのような寄稿の機会をいただきありがとうございました。